コミュニケーション力を上げるには? ― 「話す練習」だけでは足りない本当の理由
- mina 婚活カウンセラー
- 2 時間前
- 読了時間: 4分
こんにちは。
MY STORYの水野美奈です。
今日は、婚活の場でも仕事の場でも、必ず出てくるテーマのひとつ「コミュニケーション力を上げたい」という悩みについてお話しします。
婚活する時には外見に気を配るのと同じくらい、あるいはそれ以上に「コミュ力」は大切だと言われますよね。
でも、実際に「コミュ力を上げる方法」を探してみると…とても難しい問題にぶつかります。
よくある「会話教室」の内容
私自身、若い頃に「どうしたらコミュ力を上げられるのか?」と血眼になって検索しました。
でも、見つかるのは「会話教室」や「話し方スクール」が中心。
そこで行うのは、
発声練習
早口言葉
朗読
ペアになって簡単な会話を交わす
ビジネス向けのプレゼン練習
といった内容です。
誤解してほしくないのは、決してこれらのスクールが悪いわけではありません。
実際に「声が小さい」「人前に慣れていない」人には大きな効果があります。
けれど私に必要だったのは違った
当時の私は営業職で、人前で話すのは得意でした。
上司に「どこかでプレゼン習ったの?」と驚かれたこともあり、発声や表現力にはそれなりに自信がありました。
営業トークも、準備してきた資料と毎回同じ説明であれば、スラスラと話せます。
特に苦手意識はありませんでした。
でも、プライベートの場に出ると、急に会話がぎこちなくなる。
どんな話題を選べばいいのか
どのタイミングでリアクションすべきか
どの程度くだけた話し方をすればいいのか
そういった「空気を読む力」が圧倒的に足りなかったのです。
今の仕事を始めてからも、スクールを探してみましたが
残念ながら、私が求めているものを教えてくれる場所はどこにもありませんでした。
本当に必要なのは「心」と「感覚」を育てること
今、婚活相談に乗っていても、私との会話自体は自然にでき、仕事でも全く問題ないという方がほとんどです。
なのに、お見合いやデートでは何を話したらいいか分からない。自分の受け答えが変じゃないか心配でたまらない。
そういった方たちや過去の自分を思うと、「コミュ力が足りない人」の課題は、発声や言葉使いより以前に、以下のような部分だと考えるようになりました。
自己肯定感の低さ
「相手は自分の話なんて聞きたくないんじゃないか?」という不安にとらわれてしまう。すべての根幹になる部分。
観察力の欠如
相手が今どんな表情・雰囲気でいるのかを読み取れない。
これは自己肯定感の低さから自分の見られ方ばかり気になって、相手の観察ができてないパターンと、本人の特性の場合があります。
状況判断力の欠如
相手との立場や距離感に応じた会話の“深さ”や“トーン”を測れない。 これも上記に関わっており、ほとんどの場合は自己肯定感を回復させ、相手を観察した上でないと適切な判断ができません。
この3つが欠けていると、どんなに綺麗な声で、どんなに上手な話し方をしても、相手との関係はうまく育ちません。
今の私がこれら全部が完璧にできているとは言えませんが、それでも20代の時に心理学を学び自己肯定感が回復することで、段々と自分の話をしてもいいんだと思えるようになり、その結果自分の見られ方よりも目の前の相手を見れるようになり、段々と自信をもって状況判断ができるようになってきました。
コミュニケーションに本当に必要なのは?
私が思うに、コミュニケーション力とは、単に「話す技術」や「発声練習」で磨かれるものではありません。
大切なのは、 相手をどう見て、どう感じ、どう距離を取るかという心のスキルです。
声や言葉が整っていても、相手の気持ちをキャッチできなければ良い関係は築けません。
逆に、相手の表情を読み、気持ちを尊重できる人は、たとえ話が拙くても「感じが良い人」として信頼されていきます。
「コミュ力を上げたい」と思うなら、まずは 自己肯定感・観察力・状況判断力 を育てることから始めてみませんか?
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